繰り返しているね

だから、ここがひどく心地いいときがある 誰にも言えない暗い暗い気持ちを 存分に表現できる場所 羨ましいという感情と、劣等感は同じものでしょうか。 自分から自信というものが消えました。 日々何かを吸い取って膨張する私という存在に、内側から圧迫され…

何が正義で、人権で、守られるべきものってなにかわからない。 私に性的いたずらをした人は、たくさんの信頼と人望を背負って今日も人権を語ってる。 たくさんの時間をかけてもダメだった、この折れ切った心が、底の方で静かに息をしている。 清廉潔白な人な…

あれ、

さっき、頓服薬を飲んだっけ、と思うくらいに、服用する頻度が増えた。当たり前になりかけて、無意識側に落ちかけていたみたいで。 だいたい楽な気持ちになるけれど、今回はなかなかうまくいかない。楽になりたいというより、死なないように飲んでいる。この…

きっと

今、私は、人生最大の迷路にいるような気持ちに、なっている。 なにもかも定まらない目標。むしろ目標を立てることから逃げている日々。頑張りたくなくて、必死に、何かから目を背けて、疲れて。 仕事、プライベート、なにかにぶつかりながら、ゆるくなにか…

恋活という

文字を見るだけで顔をしかめてしまう。何かあったわけではなく、日々膨れ上がるコンプレックスがそうさせるだけ。 今日、交流会というものを断った。男性がいるから。ひどく怖くなって。 少なからず、出会いを求めている男性や、女性がいる会ならば、私はた…

こんな私が

隣にいてごめん、と、思っていた。 もう別れた彼との話。特別なにか言われていたわけでもないのに、自分がひどく醜く思えた頃。街中を一緒に歩くたびに思った。こんなのが彼女だと思われる、そのことが彼にとって一番の不幸であると。 今もそう思っている。…

明日は

きっといい日だと、 そうでも思わないと、息をするのを拒んでしまいそうな夜。 自信が完全に喪失し、責めるものもなくなった。日々淡々と過ごすことがおそらく大事だと言われる時期。その日々になにか価値を感じることができるのか甚だ疑問しかなく。 仕事も…

少しずつ

鬱屈した思いが薄い氷の層を作るような感覚と、いつ爆発するかわからない時限爆弾を抱えている感覚。緊張が凝り固まって深呼吸だけではびくともしないこの感じ。 いろいろ状況が混み合ってひどい有様、そしてそれをうまく言葉にできないストレス。 私は一体…

悔しいけど

忘れられない人がいる。悪い意味で。 女は感情論という言葉が嫌で、20歳くらいの頃からか、議論に強くなりたいと切実に思って本を読み漁り実際にそう主張する世代や男性と正面きって戦ってきた、ような気がする。 フェミニズムではない。ただ、私自身、女だ…

おばあちゃんが

何故私をこんなにも可愛がったか、と考えたら、おそらく、いつでも私は一番小さかったからだろう。 父方の親戚の中で私は一番下だった。おばあちゃんを囲んだ正月、お盆、誕生日、何気ないお墓参りの後。みんなでテーブルを囲んで、お漬物と畑で採れた果物と…

それは中学生の頃、勉強で順位がつくようになりだして、テストの度に胃が痛む思いをした。 私の価値はそこにしかないと本気で信じていた。 90点以上じゃないと私の価値はないと、学年一位の女の子にぽつりと漏らした。私は二位か三位だった。女の子は、そん…

湧き上がる不安に

酸素の濃度が間に合わなくて、口から大きく息を吸う。 暗闇に浮き上がるスマートフォンの画面。いくら叩いても来ない連絡。そもそも、誰からの連絡も、大して待ってもいなくて。 今日もデパスを口に放り込んで、不安を揉み消しては明日をじっ、と待つ。 大し…

薄い一枚の紙の

定型文の合間に挟まれた気遣い。 前職の人事部から送られてきた書類の添状。定型文が嵌め込まれているだけだと見送りそうになった文字の羅列が、本当はとても意味があると知った時に、私は担当者の名前を確認した。 担当者は少し口の悪い、良く言えばワイル…

月曜日の

街を歩いたら、 週初めの、鈍く動き始める社会の気だるさを、毛先で絡め取るような、錯覚が起こって、なんとなくゆううつになった。 きっとこれはみんなのゆううつに、なんとなく浸ってみただけなんだと、少し気持ちを遊ばせたのち、ゆううつをひきつれて、…

寂しさや

物足りなさを感じながらも、それらをぐっとこらえて眠りに就く夜。 ゆったりとしたジャズを暗闇に溶かして今日を振り返れば、慌ただしく過ぎる毎日に、疲弊しきった体がはっきりとした悲鳴をあげていて。 何か、は、している。とりあえず。 それは英会話だっ…

祈るように

薬を放り込んで布団に入る。 また恋愛がうまくいかず、1週間が経とうとしている。そんなもんか、としか思えない心はあからさまに鈍っている。 疲れもある、心身共に。他人が癒せるものでもないし、他人に求めてカウンターを食らうのも正直もう懲り懲り。 救…

悲しいというより

Fxxkという言葉が適切すぎるような、なんてサイテーで、馬鹿げていて、呆れて、笑えてしまう話だ。 あの夏の、蒸し暑い日々に、私は天秤にかけられ、結局もう一人に負けた。その人の中で。もう一人が選ばれた。それだけだった。 仕掛けたのはあっち。好意み…

そろそろ

更新しないとなぁ、と思って更新するのは初めてだと思う。 日付は変わって、そういえば、待っていた連絡が来なかったことを思い出す。大したことでもないのだけれど。 最近は自粛の動きが目に見えてきている。強いられた空白に予定を詰め込むのはなかなか難…

きっと

何かの切れ間にいて、もうすがるものもなくて。そもそも、そんな気もとうの昔になくしていたようで。 通常に戻っていく感覚をじわじわと感じながら、今までが非日常に近いものだというのを感じていた。 恋愛ごっこがしたかったのは私だったのでは、と考える…

ふと

先日本屋で見かけたレシピ本が欲しくなった今日。 買っておけばよかったという後悔より、明日行こうかなという希望に変わるのはいいことで。 勉強を投げ出して一週間。ほとんどの時間を睡眠に費やした。疲れきっていたのだろう。 受験を先延ばしにすることを…

無題

無理とわかっていても、どこかで期待していた淡い希望を、「忘れなきゃね」と声に出して押し潰したとき、私は、彼の前で声も出せずにさめざめと泣いていた。 叶わない悲しさももちろんあったけれど、どうしてこんなにも心が痛くて痛くて仕方ないのか、訳もわか…

私の思う

人間らしさというのは、 理性的でいようとして背伸びして、それでもうまくいかなくて泣いたり悲しんだり憎んだりして、この世がすんごく嫌になるけど、 ほんの少しの幸せに子どもみたいに笑って、 とりあえず明日も生きてみようと思う、そういうことなのかも…

最後に

7時間連続で睡眠がとれた日の、朝の瞬間を、今でも覚えている。 入院していた日のどこか、ぽつんと針で穴を空けたような1日だけ。きっかけもなにもかもわからず、ただ目を開けて、時計を見たときに、もう朝だった。それだけ。 一度目の入院か、二度目か、忘…

聴覚が

過敏なことは昔から勘づいていて、しかし「考えすぎ」「気にし過ぎ」ということばに押しつぶされ、私もそれを受け入れていたわけで。 結局本当に聴覚が過敏で、遠くの音を敏感に受け取ってしまっていたとわかったのはつい最近のこと。 季節の変わり目、そろ…

泣いても

翌朝は腫れなかった瞼にシャドウを塗って まとまらない考えを散らかしたまま炎天下を歩いた。 冷たいような熱いようなよくわからないものがせり上がる不快感と これでいいのかと焦る不安と やはり最後に顔を出すのは、周りにどう思われるか、という恐怖で。 …

最後は

既読無視でそっと終わった活動は、結局なにも残すことはなかったけれど。 本当は最初からなにもなかったのだろう。 むしろ奪っていくばかりだった。 それがわかっただけでもいいのだろうか。 この虚無感の出処はどこだろうと探しても無駄だと思いつつ、今は…

慢性的な

胃の不快感にいよいよ向き合わなければという気持ちになりつつある今日。 父方の従姉妹の結婚式に参列して 従姉妹の自己紹介映像に、亡くなった祖母の写真が写ると親戚一同示し合わせたかのように涙を流し、祖母は本当に愛されていたのだなと実感したわけだ…

世界は君を歓迎している

と、とある物語にあった言葉が今でも心に刺さっているのは そのままの私が歓迎されていたいと思っている証拠で。 それを叶えてくれていた世界というのは きっと、祖母が丸くなって眠るあの病室だろうと、なんの疑いもなしに思う。 死の気配がいつも漂う、儚…

思い出すのは

小さく丸まった祖母が、あなたは本当に可愛いねと無邪気に笑いかけてくれる笑顔。 いくら体型が変わろうとも、落ち込んだ顔をしていようとも 祖母はずっとずっと私に可愛いと言い続けた。 ただ私がいるだけで笑顔になってくれた。 そんな貴重で大切で温かく…

怒涛

そう、ひとことで言えば怒涛の日々だった。 実は8月中旬に一度失恋をしている。それを皮切りに、8月はものすごい勢いで過ぎていった。正直、失恋の傷など癒えるどころかどこか飛んで行ってしまったのだけど。 それだけ、8月下旬に起こった、祖母の他界は…