最後は

既読無視でそっと終わった活動は、結局なにも残すことはなかったけれど。

本当は最初からなにもなかったのだろう。

むしろ奪っていくばかりだった。

それがわかっただけでもいいのだろうか。

 

この虚無感の出処はどこだろうと探しても無駄だと思いつつ、今はそれに浸っていたいとも思う。

動きたくないのだ。とにかく。

疲れたのだ。

相手に受け入れてもらえるか、そればかり考えて不安になって。自己否定が足場を崩していく前にどうにか切り抜けたいという気持ちで走って。

今では自己否定の真ん中に落ちている。

自分に素直なほうが幾分か楽だ。否定的だとしても。否定的な気持ちを肯定しているだけ、まだましなのだ。

 

いつかそれでもいい、と言えたら。

自分を許せる環境に身を置くのではなく

いつの私でも許せる私になれたら。

私が願うのはそれだけだ。

 

しんとした虚無感と疲労と、自己否定と少しの安堵と一緒に、布団に潜ってこれを更新する。

明日が少しでもよりよい日でありますように。

私が私を認められますように。