祈るように

薬を放り込んで布団に入る。

 

また恋愛がうまくいかず、1週間が経とうとしている。そんなもんか、としか思えない心はあからさまに鈍っている。

疲れもある、心身共に。他人が癒せるものでもないし、他人に求めてカウンターを食らうのも正直もう懲り懲り。

救い、なんて大したものでもないだろう、これは。ただの疲れだ。いつものことだろう。

 

明日は今日より少しでもご機嫌だといい。そのくらいの小さな希望をもって、眠気がくるのを待つ。

暇で病んでしまうくらいなら、忙しくして、帰って寝て、なにか麻痺してしまうような日々がいい。

痛々しい日々なら少しの麻酔が丁度いいだろうと、なんて、キザなことを考えて。

 

久々すぎる更新に文字を打つ指が走る。

眠気に追われて稚拙な文章を叩きだして、明日、夜中のラブレターを見返す気分でこの記事を消すのだろうか。

 

強くなったのか、鈍くなったのか、わからない。これでいいのかもわからない。

ただ、自分が傷つかないならそれでいいという諦めに丸め込まれて、寝る。